JTF<ほんやく検定>とは?
翻訳の需要が各方面で高まる中、翻訳者には「商品価値の高い」翻訳力が求められています。現職の方はもちろん、将来実務翻訳者をめざしている方も、ぜひ一度日本翻訳連盟(JTF)が実施するJTF<ほんやく検定>を受験して、自身の客観的な翻訳力を試してみましょう。
「インターネット受験」システムにより、お申込みから受験まで、すべてオンラインで行なうことができます。
実用レベル2級以上に合格すると、JTF加盟の翻訳会社から実際の仕事を獲得する機会が広がります。
検定試験情報
第84回JTF<ほんやく検定>
2025年10月20日(月)10:00
2026年01月13日(火)17:30
2026年01月24日(土)10:00
2026年03月23日(月)10:00
お知らせ
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2025年11月25日
【JTF<ほんやく検定>サイト】リニューアルのお知らせ
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JTF<ほんやく検定>サイトをリニューアルいたしました。 サイトのユーザーインターフェイスが変更となりましたので、受験申込済の方はお手数ですがマイページ内の試行試験を改めてご実施いただきますようおねがいいたします。
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2025年07月24日
重要なお知らせ
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「JTF<ほんやく検定>における機械翻訳システム(以下、機械翻訳システムを機械翻訳と略記する)の使⽤について」を改定しました。
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2024年04月08日
重要なお知らせ
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・基礎レベルの休止
・実用レベルの時間変更(2時間→3時間)
・教材は実用レベルのみを収録して再販しております。※第79回の教材は実用レベルの英日翻訳<情報処理>が収録されておりません。
インターネット受験の特徴
インターネット受験なら在宅受験が可能
お申込みから受験まですべてオンラインで行います。インターネットに接続されている環境であれば、自宅でも外出先からでも受験が可能です。試験中には辞書(ウェブの辞書を含む)や用語集をご利用いただけます。ウェブ検索も自由です。ただし、機械翻訳については2022年7月の検定より使用を禁止しております。
詳細はこちら
●禁止の対象となる「機械翻訳」とは
入力された原文をなんらかのしくみで機械的に「翻訳」して訳文を出力するシステムのこと。Google翻訳、DeepL翻訳、みらい翻訳などが代表だが、スマートフォンなどの機能も含む。また、SDL Trados、Memsourceなどのいわゆる翻訳支援ツールに組み込まれた機械翻訳機能も含む。ただし、翻訳支援ツール自体の使用は問題ない。
※各用語については、翻訳用語解説を参照
初めての方でも「試行試験」ができるから安心
インターネット受験では、当日の受験システムを事前に模擬体験できる「試行試験」サービスをご提供しています。お申込み後、すべての受験者は、トラブル防止のために必ず試行試験を行っていただいております。
専門分野で実力を証明する翻訳士認定試験
実用レベルは英日翻訳と日英翻訳があります。「政経・社会」「科学技術」「金融・証券」「医学・薬学」「情報処理」の5分野の中から1分野を選択します。翻訳の完成度に応じて1~3級の合格または不合格を判定します。3級以上の合格者には「翻訳士」の称号を授与します。すでに在宅翻訳者、社内翻訳者、派遣翻訳者として実務経験がある方、プロとして専門分野の実力をさらに磨きたい方が対象です。
実務に対応した「Up-to-Dateな問題文」を選定
実際の翻訳実務に携わった時の状況を想定し、現場における生きた最新情報から問題文を選定しています。産業技術の発展とともに、翻訳業界のトレンドは常に変化します。翻訳者自身もバージョンアップし、日々研鑽する必要があります。
「トライアル」のシミュレーション
翻訳会社にフリーランスとして登録する際には、一般に「トライアル」という技能審査があります。JTF<ほんやく検定>は「トライアル」の貴重な経験となります。
各受験者のキャリアアップに
JTF<ほんやく検定>の受験者は、日頃海外のドキュメント業務に従事している「社内翻訳者」や「派遣翻訳者」、すでに独立している「フリーランス翻訳者」、そして現在翻訳を勉強中の「学生」など様々です。JTF<ほんやく検定>はキャリアアップの一環として活用できます。
業界指標となる厳正かつ客観的な評価基準を採用
JTF<ほんやく検定>の採点・評価は、翻訳現場の最前線で働く現役のプロが行っています。20年以上に渡る実績をもとに、業界指標となる厳正かつ客観的な採点・評価基準を設けることで、業界内外から高い信頼性を得ています。
合格者の特典
トライアルが免除や
受験要件が緩和
JTF<ほんやく検定>の実用レベルで1級・2級に合格した場合、日本翻訳連盟の法人会員である一部の翻訳会社でトライアルが免除されたり、トライアル受験要件が緩和されたりします。
※詳細な条件は以下のリストや対象の翻訳会社へお問合せください。
JSA翻訳者登録制度※に
登録されました!
2017年3月31日JTF<ほんやく検定>が翻訳者評価登録制度(日本規格協会 翻訳者評価登録センター)の翻訳検定試験として登録されました。1・2級を取得した場合、翻訳者資格登録の申請に役立てることができます。
※専門的力量を有する翻訳者を第三者機関(日本規格協会 翻訳者評価登録センター)が評価し登録する制度です。
資格証明として活用
JTF<ほんやく検定>は、産業翻訳の業界団体が認定する検定試験です。合格して取得した資格は実力の証明となります。履歴書に取得級を記載して活用できます。
「合格者プロフィール」登録
によって仕事獲得
2級以上に合格すると、JTF公式Webサイトにある「検定合格者リスト」(JTF会員専用)と 「JTFジャーナル WEB版」に自己プロフィールを登録掲載できます(希望者のみ)。登録によって、JTF加盟の翻訳会社から仕事を獲得する機会が広がります。将来フリーランス翻訳者を目指している方には、合格を機に独立する道が開かれます。
実用レベル特許分野の受験を検討中の方へ
JTF<ほんやく検定>の実用レベル(英日・日英翻訳)特許分野は、NIPTA/JTF知的財産翻訳検定試験(日本知的財産翻訳協会(NIPTA)、日本翻訳連盟(JTF)共同運営)へ統合されました。
第28回知的財産翻訳検定〈第15回和文英訳試験〉(2019年5月19日(日)実施)より、NIPTAおよびJTFでの共同運営となります。
なお、これに伴いJTFが実施するJTF<ほんやく検定>では、第71回(2019年7月27日(土)実施)より、実用レベル(英日翻訳・日英翻訳)特許分野の実施は行われません。
JTF<ほんやく検定>のオフィシャル教材である『JTF<ほんやく検定>公式問題集』および『JTF<ほんやく検定>過去問題・解説集』(第70回まで)には第70回(2019年1月実施)まで実施されていた、実用レベル(英日翻訳・日英翻訳)特許分野の課題および訳例解説が含まれており、NIPTA/JTF知的財産翻訳検定試験の内容とは異なりますので、今後受験予定の方で本書の購入を検討されている方はご注意ください。
なお、NIPTA/JTF知的財産翻訳検定試験の概要や課題のレベルについては、こちらをご参照ください。
